牧島です。全チームが無事初日の幕を開け、
アドルフに告ぐの世界。
初演の際は自分のやることに必死で
まだそこまで感じられていなかったことなのですが、
実は、本当にみんなが一つになれる作品です。
この作品に込められた想い。
どの役を与えられた役者も、皆一様にその想いを抱いて舞台に立っています。
そして、役によって役割はそれぞれですが、
実は、本当にみんなが一つになれる作品です。
この作品に込められた想い。
どの役を与えられた役者も、
そして、役によって役割はそれぞれですが、
そこには善人も悪人も存在せず、
時代背景こそ現代と多少隔たりはありますが、
僕の演じる本多も、己の信念の元に生きる人間の一人。
軍人として、父親として、また一人の男として、
ただ必死に、その時代を生きている。
だから僕は、本多という男に胸を張れるよう、
そう思って日々舞台に臨んでいます。
きっと、どの役で立っている人も同じ気がします。
必死に生きてやる。
そんな想い。
だから僕らは、自然と、何も言葉にしなくても、
一つになっているのです。
だから僕らは当たり前のように、
そのステージ、ステージ毎に、
全ての想いをぶつけています。
そして、それらを全て受け止めてくれるお客様がいる。
千秋楽まで、みんなで、このアドルフに告ぐの世界を、
牧島進一