2015年7月12日日曜日

赤羽刑事

いやらしいヒネクレ者…赤羽。
機密文書に執着し、峠草平を執拗に追いかけ回し、
とことん追い詰める特別高等警察(いわゆる特高)の刑事。

特別高等警察とは、高等警察の機能を持つ組織である。高等警察とは、「国家組織の根本を危うくする行為を除去するための警察作用」と定義される[5]。いわゆる政治警察思想警察のことである。戦前の日本では、治安警察法出版法新聞紙法などに基づいて、この種の警察作用が行われた。特別高等警察では、このうち特に、社会主義運動、労働運動農民運動などの左翼の政治運動や、右翼国家主義運動などを取り締まった[5]。被疑者の自白を引き出すために暴力を伴う過酷な尋問、拷問を加えた記録が数多く残されるなど、当時から「特高」は畏怖の対象であった。

狂気に満ち、暴力が日常の世界に生きる。理不尽で歪んだ正義を振りかざし、恐怖で疑わしき者を支配し、屈服させる。でも…イマイチ詰めが甘いんだよなぁ。
大村浩司


注)このブログは稽古中に書かれたものです。
諸事情により本日陽の目を見ました。
ぜひ赤羽刑事にご注目下さい。