2015年6月11日木曜日

藤波瞬平です

こんにちは。藤波瞬平です。

3冊分ゆえに、長かった本読みの期間が終わり(笑)、立ち稽古に入っています。

その日の終わりに、翌日の稽古範囲が倉田さんの口から言い渡されると、

必ず役者達のどよめきが聞こえます(笑)

この度、僕が海司さんとダブルキャストで演じますのは…

姓は峠(とうげ)、名は草平(そうへい)。
本籍、茨城県土浦市霞町字横田。
大学陸上の元花形選手で、オリンピック候補までいった男です。
協合通信の特派員としてベルリンオリンピックで賑わうドイツに渡ったことから、

彼の人生は大きく動き出します。

草平の回想記として書かれた『アドルフに告ぐ』。

物語の中では、狂言廻しのようなポジションで3人のアドルフと関わっていきます

手塚先生が『アドルフに告ぐ』の連載を終えたのは30年前ですが、

今なお続いている話です。
そして日本も含め、世界中どこでも起こりうる話です。

この物語を書いて草平が伝えたいこと…彼が撒く種がいつかどこかで花を開くかもしれない…

そんなわずかな、しかし決して消えることの無い希望を胸に、

草平と共に歩んでいきたいと思います。

特別編のカウフマンとカミルと。

昨年の学校公演以来、久しぶりの再会です。